2018年 08月 04日
釣れない要因の探り方
猛暑でもやめられないサイト・フィッシング。
猛暑だからこそ行きたくなる渓流。
自らの意思とは言え、"強火の遠火"で炙られているような環境下で釣りをして、
反応が薄すぎると流石に心が折れてしまいそうになりますね。
今日は、そんな釣れない時の要因の探し方を少しご紹介したいと思います。
釣果に影響する要因には、自分ではどうにもならない『外的要因』と
自分でコントロールできる『内的要因』がありますが、
その影響の大きさから見ると、先ずは外的要因が大きく左右します。
具体的には、魚の数、時間帯、天候、形相…
釣れない状況下で、外的要因が影響しているところはありませんか?
次に内的要因。具体的には、歩き方や歩く場所、立ち位置、プレゼンテーションの仕方、
フライの形や大きさ、流し方やリトリーブの仕方、ティペットの長さや太さ…
内的要因が影響していそうなところはありませんか?
キャスティングが上手ければ、釣りの守備範囲も広くなりますが、
キャスティング技術の差は、プレゼンテーション後のフライの流し方やライン操作で
カバー出来る部分もあり、釣果に決定的な差をつくるわけではありません。
釣り友と釣行し、お互いに連れていない場合は『外的要因』が影響している可能性がありますが、
一方が釣れているのにもう一方が釣れていない場合は、『内的要因』による可能性があるので、
釣り友が恐怖心を感じない程度に、少し釣り友をジーッと観察してみましょう(^^;
歩き方や立ち位置、プレゼンテーションの仕方や流し方…自分とは違う何かがあるはずです。
そこで得たヒントを基に試行錯誤を繰り返す…
何かのせいにして終わるのではなく、考えて取り敢えずやってみることが釣果につながります。
フライフィッシングは新たな発見の連続です(^-^)/
釣り人が持つ天性のポジティブ・シンキングで、釣れない日もレッツトライです!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
2018年 06月 09日
増水と川魚の生態
今年も梅雨の季節が到来!と思いきや、
すでに台風も発生しており、釣り人にとって、
休日の天気が気が気でない季節がやって参りました。
大雨や大増水で釣行予定が延期になってしまったそんな日は、
次回の釣行やアイディアに任せてタイイングをしたり、
次週はどこへ行こうか思案したり、
著名な釣り人の本を読んで刺激を受けたり…
皆さん、思い思いにお過ごしのことと思います。
そんなインドアなひと時に、
次回の釣行のヒントになるかもしれない
こちらの論文はいかがでしょうか。
北海道大学 小泉逸郎 准教授
研究論文『釣り人は正しかった:支流避難仮説の実験的検証』
(http://noah.ees.hokudai.ac.jp/envmi/Itsuro/flood.html)
『経験の積み重ねの大切さ』や『環境が与える視点の違い』に
改めて気づかされました。
皆さんは、どんな感想を持たれましたか?
2018年 05月 06日
大振りすることの弊害と改善方法
5月に入り、水面の煌めきが眩しい季節になりましたね。
さて、今日は、少し遠投する実釣の場面にも役立つキャスティングのお話です。
キャス練や実釣で、キャスティングをする前に、背後を確認したにも関わらず、
バックキャストの時、自分の背後で、ラインが何かに擦れる音や
思いかけず、草木に引っ掛かけたりする事は有りませんか?
そんな時はもしかしたら、ラインの長さに対して、ロッドを"大振り"しているかもしれません。
ロッドを大振りすると、ストップ位置が適正なストップ位置よりも下がりやすくなるため、
ループ幅が広がったり、又、ロッドを真っ直ぐ、水平に振ることが難しくなるため、
ループ形状が乱れたりする傾向にあります。
ループ幅が広がったり、形状が乱れると、自分が思っているほど距離が出ないため、
さらに飛ばそうと、さらに大振りしてしまう...そんな"悪いループ"にハマってしまいます。
そんな時は、勇気を出して、徐々にロッドの振り幅を狭くして行ってみて下さい。
そうすることで、意外と振り幅は狭くて良いことや、
『ロッドが仕事をしてくれている』感じを体感できるはずです。
余りにも硬いロッドは別ですが、ストップ時のロッドの先端が弾ける感覚や
ラインが引っ張られている時に感じられる重量感を感じられたらその辺りがストライクゾーン!
あとは、ラインの幅や形状を見ながら、調整するだけです。
疲れないキャスティングにレッツ・トライ!
2018年 04月 02日
ドライフライの選び方
2018年 03月 27日