2021年 02月 16日
ロッド選びは"好き"が大事
『このロッド、フルライン飛ばないんですよ~』
『やっぱり高いロッドじゃないとダメなのかな~』
と、練習会などでたまに耳にする一言。
道具は、高ければ良いというものではないし、
特性を理解していないとうまく使いこなせません。
ロッドを選ぶ際は、試投ができればベストですが、
そうでない時は、是非、人の意見はそれとして、
どこか『好き!』と思える何かがあるロッドを使ってみて下さい。
例えば、持った時の感触、ロッドの色、フェルールやコルクの感じとか。
お気に入りのロッドならば、何とか使いこなそうと試行錯誤して、
自ずとロッドに合ったキャスティングに近づいて行くのではないでしょうか。
"好きこそ物の上手なれ"で、キャスティングが上達すること間違いなしです!
自分のための趣味の時間。
自分の好きなものに囲まれて、フライ・フィッシングを楽しみましょう!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
2021年 02月 03日
だからフライ・フィッシング!
まだ解禁されていない地域の方も、もう間も無くです!
”解禁日は、釣れる!”というイメージを持たれる方も多くいらっしゃるかと思いますが、
魚たちが、まだ水や流れに慣れていないせいで、釣れる場所が限られていたり、
ライズが無くてぼんやりする時間も結構あったりします。
そんな時、普段なかなか見られない美しいフライ・キャスティングに魅了されたり、
フライでもって繰り広げられるフライ・フィッシャーvs魚たちとの攻防を見てハラハラしたり出来るのは、
フライ・フィッシングならではの楽しみではないでしょうか。
いつか『釣れなくても、すごく綺麗なキャスティングを見られたから今日は満足だな。。。』
なんて、思ってもらえるようなフライ・フィッシャーになりたいものですね!
いよいよ、これまでの練習の成果を発揮する季節の到来です!
今期も"魅せる"キャスティングでレッツ・トライです!٩( ᐛ )و
ループで遊ぼ。『上向き矢印ループ』
2020年 12月 31日
年の瀬に想う魚の背
制約がありながらも、"橋の上から見る魚の背"、
"引き波を立てる魚の背"を追いかけていたら、
あっという間に年の瀬となりました(^-^;
フライフィッシングって、楽しいですね!
明日にはまた、新たな年がやって来ます。
また新たな年も"魚が躍る心も躍る"フライフィッシングな一年となりますように。
皆様もどうかお体を大切に、新たな年をお迎え下さいませ。
2020年 09月 13日
場面によって変わるシュートのかたち
湖で、幅のある河川で、海で、遠投する釣りをされる方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時にポイントになる"シュート"。
キャスティング練習会でもよく聞かれるお悩みの一つです。
基本的には、"飛んで行け〜‼"とばかりにシュートをすると、
その人ごとに一番力み易い場所で力が入り、
力みと同時にそれまで綺麗だったループが
急に乱れてテイリングを起こしてしまいます。
なので、シュートの基本の基は、無駄に力まないことが大切です。
しかし、ウェーディング中にフライラインが水に張り付いてしまい、
フォルス・キャストをしてもフライラインが飛んでいかないほど水の抵抗を感じている時は、
ダブルホールでフライラインをある程度はがしつつ、水の抵抗が"フワッ"と軽くなった所で、
"飛んで行け〜‼"とシュートしても大丈夫!
まだ水の抵抗が強い時に力任せにロッドを振ってしまうと、
ロッドが折れてしまうかもしれないので、そこの加減は気をつけて下さいね!
遠投する時に"おりゃ〜!!!"とシュートしたい時はウェーディングで、
そうでない時は、力加減に気をつけながらレッツトライです!٩( ᐛ )و
2020年 08月 28日
フルライン・キャスト(37m)のポイント
皆さんは、コロナ禍で行動範囲が制約される中でも、
思い思いに、愉しくフライフィッシング・ライフをお過ごしですか?
さて、今日は、フルライン・キャスティングのお話。
練習会で"何でフルライン出せるんですか?
全然出せないんですけど…"と相談を受けます。
一般的に使用されている27m前後のフライラインは、
ダブルホールを使いつつ、前後に綺麗なループができていると、
最後のフォワードの時にホールの手を離すだけで、フルラインを出せるようになります。
私の実体験なので間違いありません!
しかし、37m前後のフライラインでは、なかなかそうはいきません。
私も最近やっと出せるようになりましたが、気づいたポイントは下記の通り。
① ダブルホールを使ったフォルス・キャストで、
ラインが力強く引っ張られる感じがするくらいまでラインスピードを上げる
② シュート前のバック・キャストで、上下左右にヨレのない綺麗なループを作る
③ シュート前のバック・キャストで、ロッドティップからフライラインを出し過ぎないように気を付ける
この3つが揃わないと、そよ風の助けを借りても、なかなか飛んで行きません(^-^;
特に③の長さは、明確に何メートルという基準はありませんが、
ヘッドを出し過ぎないところに"ストライク・ゾーン"が存在するのは確かです。
フルラインを必要とする釣りはありませんが、
一つの遊びとしてゲーム感覚で試してみるのはいかがでしょうか?
"ストライク・ゾーン"を探しながら、
フルライン・キャスティングにレッツ・トライ!٩( ᐛ )و